28歳の時、私は何の知識も持たずに保険の世界に飛び込みました。
初めて学んだ保険は、驚きと可能性に満ちていました。 何より私を魅了したのは、「将来の不安に備える」という保険本来の役割と使命です。 毎日、約款を読むのが楽しくてしかたがなく、保険の営業という仕事の意義と魅力に興奮したことを覚えています。
その時から、お客様の立場で保険を考える毎日が始まりました。 今、目の前にいらっしゃるお客様が将来にどんな不安をお持ちなのか。 どうすればそれを解消できるのか、それをご一緒に考え、私なりのご提案をすることが、私の日々の仕事となりました。 真剣に、真摯に、自分の会社を考えるように。
当時のお客さまは企業の経営者。 気がつくと、私はその「番頭」になったつもりで、いや、本気で番頭として、その企業の行く末を考えていたのです。